コロナ禍に40代夫婦が二世帯住宅を建てる記録

40代共働き夫婦による、はじめての家作りの記録です

注文住宅の場合の住宅ローン

金利が低い銀行にトライすれば良いと思い込んでいた住宅ローン。

しかし実際に作業を進めてみると、一筋縄ではいけないことがわかりました。

 

私たちは注文住宅を工務店で建てる場合、支払いを分割で行う必要がありました。

建売の場合は、完成引渡時に一括で支払う場合が多いのだと思います。

私たちの場合は

・契約時

・着工時

・上棟時

・中間時

・造作完了時

・完成引渡時

の6回に分けて、つまり建物が建つだいぶ前から支払いが必要でした。

これに対応してもらえる銀行と、そうでない銀行があることも知りませんでした。

分割での融資が出来たとしても、回数に制限がある場合もあります。

 

最初はAUじぶん銀行が良さそうだと思っていたのですが、仮審査まで終了したところで分割が出来ないことがわかりました・・・

 

最終的に、分割やつなぎ融資(他の銀行が完成引渡時までの中間金を融資してくれる)に対応してもらえ、金利や団信の面でも良さそうな

みずほ銀行

住信SBIネット銀行

横浜銀行

の3つを候補にすることにしました。

住宅ローン どこの銀行にする?

2022年8月、住宅ローンについて検討を始めます。

FPからは

●ペアローンにするのか?

→共働きの場合、住宅ローン控除を2人分使える。手数料などの諸費用も2倍になるので注意。

●団信をどうするか?

→6人に1人はガンになる時代なのでガン団信は付けても良いかも。条件などもあるので要チェック。

これらと、実際の金利を考慮して決めると良いと聞きました。

 

いま金利が低いのはネット銀行ということで、AUじぶん銀行やSBI、みずほ、りそなは良い商品を持っていると教えてもらいました。

 

最も金利が低いところで選べば良いのではないか?と安直に考えていたところ、注文住宅であることから一筋縄ではいかなくなってしまいます。

見積りが出たところでお金の話が始まる

見積りも出ましたので、お金のことについても考えていくことになりました。

私たちの場合

 

●全額私たち夫婦の負担

●住宅ローン利用(頭金なし 35年)

 

で進めることにしようと思っていました。

 

そこでまずは、FPに家計を見てもらいました。

 

●無理のある返済金額になっていないか?

●家を建てても旅行や趣味を続けられるか?

 

といったところを見てもらいます。40代の私たち。35年ローンを組んだら返済したときには・・・70代・・・

 

今の見積り金額から算出した金額で住宅ローンを組んだとしても、計算上は今払っている賃貸マンションの賃料と変わらないので、支払い自体は出来そうです。

 

FPの方にしっかり見てもらったところ、上記の設定でも余裕をもって返済できるとのこと。

ほっとしました。

返済計画がどうなのか、ということは素人ではよくわからないところがあるので、プロに話を聞くのはおすすめです。

 

続いて住宅ローンをどこの銀行に依頼するのか、ということについても意見を聞くことが出来ました。

待ちに待ったファーストプラン・・・の見積り

2022年8月、ファーストプランが提示されました。

あわせて、この家を建てるならいくらくらいだよ、という概算の見積りがあがってきます。

私たちは家だけでなく、外構や庭、駐車場なども全て施工をお願いしたので、その総額になります。

 

敷地面積 約68坪

延床面積 約40坪

 

の二世帯住宅の総額、5100万円。(解体費用は含まず)

※二世帯住宅でありますが、水回り・玄関など全て共有です。

 

・・・・(´・ω・`)

 

なんとなく想定はしていましたが、やはり高い。

少し前から資材もどんどん値上がりしていること、また最近では人件費も高くなってきていること、色々な事情で家の値段は上がっているようです。

30年前に実家を建てたときの費用が約3000万ですので、住宅性能も上がっているとはいえ、賃金が上がっていないのにかなりの値上がり。

 

考えていた金額の範囲だったので、これで進めてもらうことにしました。

待ちに待ったファーストプラン

2022年8月初旬、工務店のファーストプランが出来上がってきました。

新居に住む予定になるのは、夫・私の両親・両親のペットの小型犬1匹・私です。

父は都合がつかなかったので、夫と母と私で工務店に行き、プレゼンをしてもらいました。

 

自分たちでもこんな間取りかな?と想像してきましたが、やはりそこはプロ。

今の家と配置ががらっと変わり、吹き抜けなんかも設置されていてとても素敵。

一気に楽しみな気持ちが増した瞬間でした。

 

なお、私たちの現在の家は神奈川県の郊外に位置しており

敷地面積 約68坪

延床面積 約40坪

の2階建の家です。土地が南向きなので、元々明るくて風通しが良いところが好きでした。

今回も南に向かって大きな窓があり、気持ちよさそうです。

 

私たちの家は二世帯住宅ですが、水回り・玄関などすべて共有にしました。そのため、一般的な4人家族が住む家と同じ間取りです。

 

ここから何度か打ち合わせを重ねて、間取りを決定していきます。

とはいっても何十回も打ち合わせを出来るわけではないので、毎回図面を見て想像力を膨らませて・・・コミュニケーションをしっかり取りながら進めます。

いずれ図面なども公開できたら良いなと思います。

ファーストプランまで

2022年5月から6月にかけて、インタビューを受けた両親と私たち。

その後、工務店が検討したプランをファーストプランとして提示してくれます。日程は8月の頭に決まりました。

 

合わせて、敷地調査と解体調査も行います。

●敷地調査:外構の状況や隣の家の配置などを確認するための調査

●解体調査:建て替えの場合、現在の家を解体する必要があるので見積りを取得するために事前調査があります。

 

どちらも特に立会いは不要で、この時点では費用として支払う必要はありませんでした。

 

ファーストプランを待っている間の2か月間。

この頃はのんびりと建築雑誌を見たり、SNSでイメージを膨らませたりと、特にやることはなくのんびりとしていました。

この時期に住宅ローンの下調べなどをしておくと、良かったかもしれないと今は思います。

インタビューを受ける 当日

インタビューは2022年6月でした。

この時点で家を作ろうと計画してから半年が経過していました。結構急いで頑張ったのですが、月日の経つのはあっという間です。

 

インタビューは1時間から1時間30分。自宅を訪問してもらい、荷物の量など細かいところまで見てもらいます。荷物の量によって収納のスペースなどを検討してもらうためです。

私たちは今、都内の1LDK 住まい。ここがLでここがDなのか!という激狭の1LDKです。そこにかれこれ15年も住んでいるので、荷物が少ない。

一つ買ったら一つ捨てる、を徹底してきたので、服も少ない。

事前に資料も送っていたので、インタビューもスムーズに進みました。

 

後日、実家へのインタビュー。心配なので私も有休を取得して立ち会います。両親はこだわり少なめで(私たちに気を遣っているのかもしれませんが・・・)、あまり要望はありませんでした。そこからは日頃の暮らしぶりを工務店の方が質問してくれて、両親の意思を引き出してくれました。

問題は荷物の量です。私が独立してからは、私の部屋にも両親の荷物が溢れ・・・相当な量に。全てを新居に入れることはできないので収納スペースは多めにとってもらいながらも、整理してもらうことが前提であるという話をしてもらいました。

この荷物の整理は本当に大変でした。